Native Instruments の KOMPLETEシリーズが半額セール中&インストール方法の紹介

NIサマーセール

Native Instruments のソフトウェア音源セット「KOMPLETE 12」シリーズのアップデート/アップグレード版が、6月中一杯はサマーセールとして約半額で販売されています

私はKOMPLETE 10 ULTIMATEのユーザーですが、半額セールが時折あることは知っていたので、KOMPLETE 12の発表以来このタイミングを待っていました。

ということで、さっそく KOMPLETE 12 ULTIMATE Collectors Edition を購入。Symphony Seriesのフルバージョンが揃っているので、通常の7万円台でも十分安いのですが、それが3.6万円。めちゃくちゃ安いです。即決。

パッケージ内容とインストール方法

※各グレードごとの収録内容の比較はこちら

私が購入したのはCollector’s editionですが、おそらくULTIMATE以上のグレードでは音源データを収めたHDDが入っています。


セットアップ方法は公式サイトのこちらに載っていますが、少し以下に気付いたことを補足します。

1. HDDをコンピュータにつなぎ中身を見ると、Mac/Win版のインストーラが入っています。と言っても、ディスクイメージを開くと中身はNI製品を使っていればお馴染みの「Native Access」そのもの。
すでにコンピュータ内にインストール済みであれば、追加の必要はありませんでした。

2. HDDをつないだ状態でNative Accessを起動すると、自動的にHDDを認識してライセンス入力画面が出ます。
ここでは、購入したKOMPLETE 12のパッケージに入っているシリアルナンバーを入力すればOKです。

3. シリアルナンバーが登録されると、早速インストール画面に移ります。
ここでは、すべて一括で、あるいは1つずつ個別のインストールが可能です。(いわゆる「ソフトウェア音源」と「Expansions(音色拡張キット)」が混ざって表示されるせいで、若干見にくいのが難点といえば難点。)

リスト表示にするとわかりやすいのですが、「○○GB」の後ろにあるHDDアイコンに注目。ライセンスに含まれるそれぞれの音源について、HDDに収録されているか(HDDアイコン)、追加アップデートが必要か(HDDアイコン+矢印)、すべてダウンロードが必要か(アイコンなし)を自動的に判断しています。
HDDにあるものはそこから、無いものは自動的にダウンロードしてインストールしてくれます。簡単。

最後に 4. KOMPLETE KONTROL ソフトウェアを一回スタンドアローンで(アプリケーションフォルダのものを)起動して、インストールされた音源をスキャンさせます。これでDAW等々からもKOMPLETE KONTROL経由で使えるようになります。

すべてインストールするにはディスク容量も時間も相当に必要ですが、私は必要なものから随時入れていけばいいやと思って使い始めています。

おすすめの買い方

いわゆるシンセ音源だけが必要な人は別ですが、使えるレベルのサンプリング音源を「一通り揃えたい」という時は、KOMPLETE ULTIMATEはおすすめです。
もちろん他社のものを追加したりもしていますが、例えばストリングス音源なんかでも、EastWest製だと「使い込めば素晴らしい」一方で取っ付きにくさがありました。「手軽に使い始められる高品質」という点で、私は結構NIのKOMPLETEシリーズを重宝しています。

すでにKOMPLETEを使っている人は単純にアップデート/アップグレード版を買えば良いですが、まだ使ってないという人の場合はKOMPLETE KONTROL キーボードと合わせて買うと良いかもしれません。(私も最初がそれでした)

KOMPLETEを活用するのに長けたキーボードを買い、キーボード付属(SシリーズにはKOMPLETE SELECTが付属)をフルバージョンもしくはULTIMATEヘアップグレードする、という方法が取れるので、結構割安ですよ。


※名称について補足:

同一グレードでの最新版(KOMPLETE 8〜11→KOMPLETE 12、ULTIMATE 8〜11→12)への更新は「アップデート(UPD)」、上位グレードへの変更(KOMPLETE→ULTIMATE、ULTIMATE→Collector’s edition等)は「アップグレード(UPG)」版が該当します。

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